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NPOいわて地域づくり支援センター


by iwasen_icsc_2005
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2011年 04月 27日 ( 1 )

 国や県の支援を受けて、岩手県内ではおよそ1500名ほどの方が内陸へ避難し、仮設住宅に住めるまでの間、およそ2~3ヶ月間、避難生活をしています。
 長く生まれ育った集落から離れて、なれない内陸での生活をどのように過ごしているのか、サポートはどのような体制で行われていて、十分なのか、ずっと気になっていましたが、今回、地域づくりで10年以上前から関わっている西和賀町で様子を聞くことが出来、サポートに入っています。

 西和賀町内の温泉施設には、52名の方が4月4日から生活を送っています。みなさん陸前高田市の各集落からばらばらに来られています。これまでずっと、役場が丁寧に対応されていて、2週間ほどは役場職員が温泉施設に常駐し、さまざまな相談や物資調達等を行ってきました。2週間ほど経って生活も安定し、相談件数も減ってきたということで、常駐をやめようかとしているところに、当センターがサポートの申し出にうかがったというタイミングでした。
 また、避難者の方々もこれまで特に自己紹介を行ったり、代表を決めたりしてこなかったけれど、地域の催しに呼ばれたり、罹災証明書などの手続きをとりまとめるなど、被災者の窓口としての代表を決める必要を感じ、4月20日に避難者の会(愛称はまなすの会)が立ち上がりました。
 毎朝朝食後に、会の幹事定例会が行われるので、主にそちらに参加しながら、日々、避難されている方の様子やニーズを伺ってきました。

 少しずつ、ニーズが見えてきて、会としては、主に①家族親戚の短期避難の受け入れ事業、②陸前高田市への一時帰宅事業、③有償ボランティアによる地域との交流事業を行っていくことになってきました。
 これ以外にも、支援物資としてもらった服の手直しや、服は自分で選びたいというニーズ、大工だから、地域の人へのお礼もこめてボランティアをしたいけど大工道具がない、絵の具や辞典が欲しいけど、支援物資としてはなかなかもらえないというような話も出てきました。
 日付が経つほど、細かい対応が必要とされるということを実感しています。支援物資の配給を待つのではなく、どこかに自由に持っていける支援物資のストッカーの運営が必要だなと実感しています。

 また、①の短期避難事業は5月の連休中がよいということで、緊急で行うことになりますが、今のところ、宿泊費の宛てがなく、助成金を申請する予定ですが、助成金が当たらなかったらどうしようと眠れぬ日々・・・(まではいかないけれども)。ただ、内陸に来ている多くの方が、一時避難所として親戚宅にいたけれど、片付けなどもひと段落したし、いつまでも迷惑をかけていられないと来られている方が少なくないようです。今、温泉などに入って自分ばかり楽をしていて申し訳ない、そのときの苦労が分かるから、少しでもこちらで休んでもらいたい、という思いがあります。だから、これは大切な取り組みとして、実現させたいと思っています。
by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-27 06:25 | 東日本災害復旧&復興