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雷が鳴ってみたり、大粒の雨がバケツをひっくり返したように降ってみたりと、昨晩は嫌なお天気でした。
被災地の方は大丈夫だろうか。土砂崩れなどおこっていないだろうか。
心配なことは多々あります。

ですが、今朝はキレイに晴れて春の日差しを感じながら事務所へ出勤しました。

その道すがら発見した春たち。トイカメラ風
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さくら

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菜の花

被災地でも春の訪れの声が聞こえるようになりました。
こんな中でも、いつも通り花は咲くんですね。当たり前ですけど。

道端で菜の花に夢中になる吉村事務局員でした。
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by iwasen_icsc_2005 | 2011-04-30 18:28 | スタッフのつぶやき | Comments(0)

内陸避難者のサポート in西和賀町

 国や県の支援を受けて、岩手県内ではおよそ1500名ほどの方が内陸へ避難し、仮設住宅に住めるまでの間、およそ2~3ヶ月間、避難生活をしています。
 長く生まれ育った集落から離れて、なれない内陸での生活をどのように過ごしているのか、サポートはどのような体制で行われていて、十分なのか、ずっと気になっていましたが、今回、地域づくりで10年以上前から関わっている西和賀町で様子を聞くことが出来、サポートに入っています。

 西和賀町内の温泉施設には、52名の方が4月4日から生活を送っています。みなさん陸前高田市の各集落からばらばらに来られています。これまでずっと、役場が丁寧に対応されていて、2週間ほどは役場職員が温泉施設に常駐し、さまざまな相談や物資調達等を行ってきました。2週間ほど経って生活も安定し、相談件数も減ってきたということで、常駐をやめようかとしているところに、当センターがサポートの申し出にうかがったというタイミングでした。
 また、避難者の方々もこれまで特に自己紹介を行ったり、代表を決めたりしてこなかったけれど、地域の催しに呼ばれたり、罹災証明書などの手続きをとりまとめるなど、被災者の窓口としての代表を決める必要を感じ、4月20日に避難者の会(愛称はまなすの会)が立ち上がりました。
 毎朝朝食後に、会の幹事定例会が行われるので、主にそちらに参加しながら、日々、避難されている方の様子やニーズを伺ってきました。

 少しずつ、ニーズが見えてきて、会としては、主に①家族親戚の短期避難の受け入れ事業、②陸前高田市への一時帰宅事業、③有償ボランティアによる地域との交流事業を行っていくことになってきました。
 これ以外にも、支援物資としてもらった服の手直しや、服は自分で選びたいというニーズ、大工だから、地域の人へのお礼もこめてボランティアをしたいけど大工道具がない、絵の具や辞典が欲しいけど、支援物資としてはなかなかもらえないというような話も出てきました。
 日付が経つほど、細かい対応が必要とされるということを実感しています。支援物資の配給を待つのではなく、どこかに自由に持っていける支援物資のストッカーの運営が必要だなと実感しています。

 また、①の短期避難事業は5月の連休中がよいということで、緊急で行うことになりますが、今のところ、宿泊費の宛てがなく、助成金を申請する予定ですが、助成金が当たらなかったらどうしようと眠れぬ日々・・・(まではいかないけれども)。ただ、内陸に来ている多くの方が、一時避難所として親戚宅にいたけれど、片付けなどもひと段落したし、いつまでも迷惑をかけていられないと来られている方が少なくないようです。今、温泉などに入って自分ばかり楽をしていて申し訳ない、そのときの苦労が分かるから、少しでもこちらで休んでもらいたい、という思いがあります。だから、これは大切な取り組みとして、実現させたいと思っています。
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-27 06:25 | 東日本災害復旧&復興 | Comments(0)

広報誌の打合せ

田野畑村明戸へ、広報の打合せに行ってきました。

実は、私にとっては震災後初めての明戸入り。

海岸沿いの悲惨な状況は、もう説明するまでもないでしょう。

海の近い明戸。震災直後はとても心配でした。震災直前にアップされていた前会長さんの笑顔を見ては、最悪の事態が頭をよぎり、プルプルっと頭をふっては作業を進め…という日々。

昨晩現地のみなさんの元気なお顔を拝見でき、現自治会長さんから「ご心配おかけしまして!」と笑顔で言われた際、一人ウルっときていたことは、ここだけの内緒です。

みなさん色々と大変だったことと思うのに、笑顔笑顔。
「ここは被災地じゃないから」
「ぜいたくだったよ」
「他の地区を思えば」

海の民のたくましさ、はつらつさに胸キュンして帰ってきました。

広報誌の確認もしてもらい、もう少しで発送できる状態です。

こちらが元気をもらって帰ってきましたが、被災者の心理というのは色々と複雑で、これからも複雑に変わっていくはずです。

自分の活動が、みなさんの励みになればと思う反面、重荷に感じさせてしまうこともあるでしょうし、地区内のいざこざの源になる可能性もあるでしょう。

それでもめげずに何かを信じて、今求められていることをやるだけ…と、もにゃもにゃと心で色々な想いを反芻して帰ってきました。

ちなみに、帰りの山道で、タヌキさんと鹿さんに遭遇しました。

車のまん前を車と同じ進行方向に必死に逃げるタヌキさん。(おばかさん)
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こちらを見てフリーズする鹿さん。(あぶない)
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春ですね。

吉村
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by iwasen_icsc_2005 | 2011-04-22 12:12 | 田野畑村明戸 | Comments(1)

冬部サロンに図書室をつくりました 4月9日

 4月9日に、冬部サロンに図書室をつくり、「ふるさと便」の発送作業も行いました。詳しい様子は「ふるさと応援団」の冬部のブログに掲載しているので、ぜひ、ご覧ください。(わかな)
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-19 12:01 | 葛巻町冬部 | Comments(0)

崎浜で物資仕分け作業の手伝い 4/3~4/12

 物資の仕分けは、どの避難所でも大変な作業になっています。
 崎浜でも、日々届く食料品や生活用品の仕分けは面倒な作業となっていました。4月1日に行ったときに、少し手伝ったら、「やっぱり手伝ってもらえると助かる」といっていただき、4月3日から3泊の予定で学生が泊り込んで仕分け作業を手伝うことになりました。
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公民館に積まれた支援物資

 仕分け作業が大変なのは、崎浜では家を失った世帯もそうでない世帯も合わせて200世帯すべてに平等に炊き出しや物資の供給を行っていますが、届く物資が200個ずつ届くわけではないので、お菓子ならお菓子、水なら水、類似するものを整理して200個にする必要があるためで、支援物資に何がいくつ入っているかは、ダンボールを開けてみないとわからないためです。支援物資は1日2回、大船渡の対策本部から届けられるものの他、個人的に持ち込まれるものなどさまざまな形で届きます。スペースに限られる空間にダンボールがどんどん積まれていくので、基本的には、どこに何があるかは1人、2人の頭の中に入っているのみとなり、大勢の人が手伝える状況ではないので、その人達に作業が集中するという状況になっていました。
 また、合間に4台の軽トラックで毎日、それを各家庭に届けるという作業も大変そうでした。
 そこで、学生に声をかけたところ、3人の精鋭が崎浜に泊まりこんで手伝うことになりました。
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 若さあふれる3人。初日なので元気。

 日々届く食料品や生活用品の物資のほか、小学校には洋服も届いていて、こちらはほとんど手がつけられていない状況だったので、ここまで片付くことを期待しましたが、結局、日々の仕分けに追われて手がつけられなかったということで、4月12日に、12人の日帰り体制で向かい、片付けることになりました。
 
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 洋服は200戸に平等に分けることが難しいので、公民館と保育園に並べて、集落の方に来てもらい、好きなものをとっていくという方法で分けることになりました。
 学生のアイデアで、まるでフリーマーケットのようにきれいに並べられ、選ぶ楽しみも感じられるように。
 でも、ここまでやるにはとても根気のいる作業で、地域の人だけでは大変だったろうなと実感しました。集落の方に来てもらうのは翌日の予定だったので、喜んでもらえたかどうか、続報を待っています。でも、すべてがなくなるわけでもないだろうし、残ったものの処分など、地域の作業はまだまだ残ったはずなので、そちらも気がかりでした。
 支援したい気持ちも分けるけれど、「自分が要らないものは、他の人も要らない」。フリーマーケットや古着屋さんに出す気持ちで支援物資を送ってはいけないんだと実感しました・・・。
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 学生さんのバイタリティーと何でも楽しむ気持ちで、作業は続けられました。「支援するほうは淡々と楽しく」が学生ボランティアのモットーらしい・・・。
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 ぬいぐるみは、保育園のホールにあったものを活用して。
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 並べられた公民館の洋服。
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 最後に地域の方と記念撮影。一日、お疲れ様でした。

 崎浜では、4月2日に電気が通り、炊き出しを少しずつやめ、4月15日ごろには支援物資の受け入れも停止をしました。復興に向けて、次のステップに入った感じです。炊き出しと支援物資の届ける作業がなくなると、地域の人の日々の様子が事務局で分かりにくくなります。
 これから、長い復興に向けて、どのように取り組んでいくのか、浮田集落も私たちNPOも、何が手伝えるのか、模索中です。
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-18 03:46 | 東日本災害復旧&復興 | Comments(0)

海の集落と里の集落の交流が支えあいへ 4月3日

 今回、津波で大きな被害を受けた三陸町崎浜集落と花巻市東和町浮田集落は、3年ほど前から「海の集落と里の集落の交流」と題して、食や産直、伝統芸能などなどたくさんの交流事業を積み重ねてきました。(当センターも当初から関わっており、内容については、HPの「活動実績」から報告書をダウンロードできますので、よかったらご覧ください。)

 4月3日、浮田からバス1台、計トラック2台で、たくさんのお母さん、お父さんが来て、暖かい豚汁の炊き出しを行いました。
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 崎浜では、自宅被災も含めて、200世帯全員に炊き出しを行っているので、おなべを持ってきてもらう形で、皆さんに振る舞うことが出来ました。
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 そのほか、浮田から保健師さんをつれてきて健康相談をしたり、浮田の子供たちの寄せ書きの贈呈もありました。
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 炊き出しが一段楽したあとは、浮田の人達も崎浜の人達と一緒に豚汁を味わいながら、話に花を咲かせました。
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 駆けつけた浮田のお母さんの顔を見て、迎えるお母さんの顔には笑顔が浮かびました。お母さんたちは元気元気。
「こんな形で交流するのは悲しい」ぽつりとつぶやいていたけど、「交流していてよかった」そんな風にも言ってくれました。
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 炊き出しも終わり、帰る時間になりました。
 最後に、励ましの言葉をかける浮田の人々
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 それを受け取り、見送る崎浜の人々
 会長の挨拶の言葉は涙で途切れ、みんなの目にも涙が浮かびました。
 それでも、これは悲しいだけの涙じゃなくて、優しさがあふれる涙でした。悲しみと疲れを少しだけ癒す優しさがあふれた時間でした。
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 交流を続けること、それがこんな優しい力になりました。

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 浮田に帰るバスを見送る背中。また、楽しい元気になる付き合い、続けましょうね。(わかな)
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-15 15:44 | 東日本災害復旧&復興 | Comments(1)

支援する側も心のケア ~がんばり続けるために、がんばりすぎないこと~

 4月3日に大船渡市三陸町崎浜集落に連れて行った学生を迎えに、盛岡~三陸町を今日も走ってきました。明日は、田野畑まで行く予定。
 何も出来ずにじっとしているより、動き続けているほうがずっと・・・。と思っているのは私だけではないはず。
 ・・・そんな日々に、MLに届いたメール。情報が飛び交う毎日ですが、少しでも多くの人に見てもらえればと思うので、ここにも転載しておきます。(わかな)

* ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
(精神科医の香山リカのツイッターからの転載)
心のキャパシティを超える体験に遭遇すると「覚醒亢進」「躁的防衛」などで「何かしなきゃ」と居ても立ってもいられなくなったりすることもありますが、それは危険。
 とくに被災地以外の人は、まず落ち着いて自分の日常の維持を。
 被災地におらず、直接、救援活動に携わらない私たちができることは、せめて自分の心のケアは自分ですること。
 この国の全員が「急性ストレス障害」に陥っているいま、まず自分を落ち着かせて。

 いまはこの国の全員が「急性ストレス障害」という状態です。
 これは地震に直接遭遇してなくても、映像や情報から起きます。
 これが回復せずに長引けば、本格的な「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に移行します。
 私たちができることは、自分をPTSDにしないこと。

 直接の被災者じゃない人が、自分をPTSDにしないために。
 まず、食べてからだを休めること。これに尽きます。
 以前は「不安や恐怖など語って聞いてもらったほうがいい」と言われてましたが、いまはそれは精神医学的に否定されてます。被災地に思いを寄せることはとても大切ですが、救援者が「共感疲労」と呼ばれる疲弊状態に陥りやすいことが知られています。
 これはテレビやネットを介しても起きる可能性があります。
 「共感疲労」は、それに陥っている人が自覚を持てない、という特徴もあります。
 「疲れたなんて言ってられない」「私にできることはもっとあるはず」と思ってしまうのです。気づいたときには燃えつき状態になり、回復に長い時間を要することも。いざ私たちの力が必要とされるときに起き上がれない、なんてことにならないよう、いまはいつもより自分を休ませて。
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-06 23:17 | 東日本災害復旧&復興 | Comments(0)

大船渡市三陸町崎浜地区の復旧と復興 4月1日

 大船渡市三陸町崎浜地区は、旧三陸町の中心で、今回の災害で大きな被害がでた越喜来地区からさらに半島の先端側にあります。世帯は200戸、人口は約600人です。今回の大津波で多くの家屋が流され、集落としては死者4名、行方不明者6名の被害が発生しています。
 崎浜では、ようやく水は出るようになったものの、電気がまだなので、不便な生活を送っていました。

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(崎浜の中心。左右にはお店などが数件あった場所)
 崎浜地区は、平成20年度から、花巻市東和町浮田地区と海と里の集落の交流事業に取り組んできていて、およそ3ヵ年の間に、魚と米・野菜をそれぞれの地域で注文販売したり、一緒に御祭りをしたり、漁港清掃や新巻鮭作り、海の子供たちがスキー体験をしたりなど、何度も何度も往来して、子供から御年寄りまで巻き込んだ交流を続けてきました。私たちのNPOも最初から関わらせていただいて、たくさんの交流を楽しんできました。
 初めて崎浜に入ったのは平成20年の7月で、そのときに、ひとりひとつずつ、とれたてで、まだ足が動いているうにを出され、スプーンですくって食べるというもてなしにびっくりしたのを今でも思い出します。

 崎浜と浮田のつながりは強く、まだ電話等が通じず大船渡方面の状況がわからない3月15日に、浮田でも停電やガソリン不足が深刻だった中で、浮田の人は軽トラックに可能な限りの支援物資を積んで、崎浜に向かいました。その後、20日にも浮田の野菜をかき集めて、崎浜に持っていっています。

 被災後、私が崎浜に行ったのは、4月1日でした。先生と学生2人を連れて、4人で崎浜の避難所兼炊き出しをしている公民館に行きました。崎浜のお母さんたちも、事務局の皆さん、見知った顔が多くて、私を見つけると笑って迎えてくれて、こちらのほうがすごくほっとして、暖かい気持ちになりました。

 新聞等で自宅被災者の物資不足が深刻だと報道もありますが、崎浜では、公民館とお寺の2箇所で、集落全員分のご飯とおかずを朝昼晩分炊き出しをしていました。もう3週間近くたつこともあって、すばらしいチームワークと知恵が随所に。これまであまり公民館活動に参加しなかった若いお母さんたちも炊き出しの時間になるとたくさん来て、わいわいと作業をしているのがすごく頼もしい雰囲気でした。
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 崎浜公民館。窓ガラスには、いろんな情報が張り出されています。電気が通じないので、防災無線も使えず、重要な情報拠点となっています。緊急の連絡は、消防団の車が回ります。
 いまでも、10名弱の方がここで生活をしています。

 
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炊き出しのために集まったお母さんたち。まだまだたくさん集まっていました。

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 炊き出しのごはん。最初は梅干を入れておにぎりをしていたということですが、手間もかかる上に毎日となると、むしろ白いままで、いろいろ家で調理なども出来るほうがいいという要望で、サランラップに包むだけという今のスタイルになったそう。湯飲み茶碗で図り、ひとつがひとり分。ふたつにして、1つの発泡スチロールに100人分となるようにいれて、数のカウントも出来るようになっている。発泡スチロールに入れて、さめないようにもなっています。炊き出しは午前10時ごろと午後1時半からの2回で、午前中はひとりひとつ(昼食用)、午後はひとりふたつ(夜と朝用)ずつ配るようになっている。すばらしい知恵の構築です。

 
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 公民館の調理場に近い窓から、おにぎりを受け取ります。世帯の人数を言うと、人数分のおにぎりをもらえる仕組みです。

 
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 おにぎりを渡す時に、それぞれの世帯の様子などを気遣い、いろんな情報がやり取りされていました。みんなが、みんなを知っている、集落の強絆の強さがみんなを支えていました。

 私たちは、炊き出しを手伝ったり、物資の仕分け作業を手伝いました。

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 物資の様子。次から次へと届く物資。住民からは「かみそりある?」などの要望がちょこちょこ届き、この中からかみそりひとつを探し出すのが大変な作業。また、物資は200世帯平等に配る必要があるので、類似品を分け合うなどが主な作業となる。

 炊き出しも夕方には終わり、多くのお母さんたちは家にかえります。物資の仕分けも夕方には公民館で泊まる人もいるので、終わりになり、私たちも帰ることになりました。
 
 実は、今回突然訪問をしました。1週間ほど前に崎浜の方と連絡を取ったときに、「物資はたくさんあるし、仕事もなくなったし、人ではあるから」と言われていたからです。でも、何か不便があるのではないか、何か出来るのではないか、そのためにはやっぱり自分の目で見なくては、と思い、行くことにしました。
 行ってみて、本当によかった。
 何気なく、仕分け作業を手伝って、崎浜の人も「手伝ってもらって助かった」と言ってくれて、『手伝ってもらうと助かることもある』という実感を持ってもらえたようでした。なので、岩手大学ではちょうど学生ボランティアチームが立ち上がっていたので、そこに声をかけて、3名ほど4泊の予定で、泊り込みで手伝うことにもなりました。
 
 新聞にも書いてありますが、仙台などでは、市町村外や県外からのボランティアをたくさん受け入れていますが、岩手はなかなか難しいところがあるのが明らかになってきています。地域づくりをやっていても感じるのですが、基本的に、「売る文化」ではなく「ける(あげる)文化」なんです。知らない人が来たら、してもらったこと以上にかえさないと気が済まない、そんなすごく優しい文化なんです。だから、「来てもらっても何もしてあげられないし」というのが、こんな大変な目にあっているのに、でも、そう思ってしまうんです。

 私たちは以前から交流があったから、受け入れてもらえたところがあります。
 普段から、交流する、つながっていることの大切さを感じたし、この状況下で、少しでも早く復興に向かって歩き出せるようにするためには、見落としがちな細いつながりでもいいから、そこから入っていくことも大切かもしれません。例えば、出身者を中心につながっていくなど。

 学生は3日から4泊で入りました。また、3日には浮田の方が大勢来て炊き出しも行いました。その報告は、また次に書きます。(わかな)
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-04 12:33 | 東日本災害復旧&復興 | Comments(0)

日本財団による支援ボランティアに対する支援情報

 本日、これまで3ヵ年ほど地域づくりをお手伝いしてきた大船渡市三陸町崎浜集落で、一日炊き出しと荷捌きのお手伝いをしてきました。

 その報告は、あとでするとして、まずは、およそ1週間の審査期間という迅速さを重視したボランティア活動への助成が日本財団で始まりましたので、その情報を。

ttp://www.nippon-foundation.or.jp/

対象事業:被災地の復旧・復興に向けたNPO、ボランティア活動のうち100万円以下の事業
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by Iwasen_icsc_2005 | 2011-04-01 23:56 | 東日本災害復旧&復興 | Comments(0)

NPOいわて地域づくり支援センター


by iwasen_icsc_2005

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