NPOいわて地域づくり支援センター


by iwasen_icsc_2005
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伝統ある武田家の修復作業その1(6月16日)

昨年度からお手伝いをしている紫波町水分地区の中に、「武田家住宅」という町の指定文化財に指定されている伝統ある古民家があります。

地域では「武田家住宅を守る会」という団体も組織されていて、みんなで守ろうという活動をされています。
(武田家の詳細は、その守る会の方々が作られたパンフレットをご覧ください。↓↓)
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伝統ある立派なかやぶき屋根の古民家なのですが、土壁が老朽化してしまっているため修復作業が必要とされていました。
その修復作業が今年度ついに実現!ということで、まず古い土壁の撤去作業が6月16日と17日に行われました。

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あいにくの小雨というお天気でしたが、土埃を防ぐにはかえって良かったそう。
地元の方々とプロの左官さん達が集まっていました。
私は果たして戦力になるのか?

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まずはご祈祷から。作業の無事を祈願します。

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はがされる前の土壁です。老朽化で中の木枠というか格子が見えてしまっています。

さぁ、いよいよ作業開始です!
土壁は再利用するので、下にブルーシートを敷いて他と混ざらないようにした上で、ボロボロと土壁をはがしていきます。
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小雨とはいえ、土埃が舞います。画像の左側、白くぼやけているのは土埃なんです。
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お昼頃にはもう土壁がほとんど撤去されました!
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屋内から見ると、なんとも不思議な光景です。

土壁を綺麗に片づけると、家屋を支えている柱の下方に漢数字が!
手前は三十一、奥は三十二と書いてあります。歴史を感じます。
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さて、土壁を撤去したあとは、土台の木枠(格子?)の修理です。
古くなって、ゆるくなった所は木を外して、改めて木を組んでいきます。
やり方を知っている方がいらしたので、見よう見まねで作っていきました。
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全部に紐を巻いていくのではなく、基本となる木枠だけだとか、3点で留めるだけとか、効率的なやり方があるようでした。

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壁の外と内で協力して作業を進めていくみなさん。

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撤去したすぐ後ではスカスカだった壁も、みなさんの協力のもとでこんなに美しく木枠が組めました!
これ全部手作業ですからね。当たり前ですが。

本日はこれまでということになりましたが、17日も引き続き木枠を組む作業が行われました。
それには当センターの新人太田君が参加。元ラグビー部の体力をフルに活用してくれたようです。

土壁はがしの作業では、見学のみ、あとはちょこまかと箒で掃除してまわっては、ほこりを立てて歩いていただけのような私、吉村ですが、木枠を組む作業ではちょこっとはお手伝いできました。

等間隔で美しいと言われた、私が手掛けた自慢の木枠をこっそり披露↓↓
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(吉村)
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by iwasen_icsc_2005 | 2012-06-18 18:41 | 紫波町水分 | Comments(0)