地域づくりの体験的学習開始 (8月23日)
2011年 11月 05日
今年度、一関市東山支所からの委託で、“地元学から始める地域おこし”についての基礎的な講義や先進地視察を、全自治会を対象に実施する。地域おこしを進める際の組織についても講義の中で学習する”というお仕事をしています。
東山町の全集落に呼び掛け、希望した6つの集落が集まり、今回は実質第1回目の地域づくりの体験学習を行いました。
当センターでは、特に地域に喫緊の課題がなく、地域全体を巻き込んだ主体的な地域づくりに取り組みたい、と希望する集落では、地元学から始まり、実践メニューを選び、実践に取り組む一覧の流れで進めることが多いです。
というのも、地域力、地域の活性化とは、「地域の実践力(=地域が自分たちの課題を解決できる力)」であり、地域づくりとは、地域の実践力を高める取り組みであると考えています。そして、地域の実践力というのは、実践することでしか高まらない、というのが、うちの代表理事の持論です。それじゃあ、何から実践していくのか、この実践メニューを探すことが、地域づくりのスタートで、当センターは、そのお手伝いをしています。
各地域、各集落にあった実践メニューや実践メニューの探し方があります。地域づくりをお手伝いするに当たっては、そのあたりの方法を丁寧に役員さんや地域の様子を見て検討していくことが重要になりますが、より多くの人にかかわってもらい、実践に気持ちを結び付けていく方法の一つとして、「地元学」を採用することが多いです。
話が小難しくなっちゃったけれども、東山町では、この一覧の作業をまずは地域の代表の方に体験してもらおうという趣旨の取り組みをしています。
体験的学習として、考えたメニューは以下の通り。
6~7月 講義「地元学とは」
先進地視察「西和賀町小繋沢地区、若畑地区」
8月 第1回WS「地域の良いところ、悪いところ+お宝探しルートの決定」
9月 第2回WS「お宝探し(午前)+活用策検討(午後)」
10月 先進地視察「葛巻町冬部地区」
11月 第3回WS「ゆめかだり(メニューづくり、メニュー出し)」
12月 第4回WS「実践メニューづくり=計画づくり(しぼりこみ)」
1月 計画発表会
この日は、第1回のワークショップとして、地域について語り合い、次回予定しているお宝探しのルート決定まで行いました。
さすが、手を挙げた集落。どの集落も熱心に取り組み、たくさんの意見やお宝が出され、次回のルートもしっかりと仕上がりました。
横沢集落の成果模造紙。「あの鐘を鳴らすのは横沢」って、タイトル秀逸。由来のある鐘があるそうです。
今回は1年間、地域づくりの一連の作業に取り組みますが、本来は、集落単位で、より広い参加を募り進めることを前提としたプログラムです。次年度以降につながるように、取り組んでいますが、このような精力的な学習会を開催した東山支所はすごいなあと。ぜひ、ほかの市町村でも取り組んでもらえたらと思っています。
また、一連のワークショップには、いちのせき市民活動センターのスタッフにも参加してもらっています。次年度以降の地域づくりの強力なサポーターです。当センターとしては、このように他の中間支援NPOさんと共同で進められることにも本当に感謝していて、数年前からは想像もできないこの進め方、体制に、こういうこと、大事だなって日々思います。これからの未来つながるように、うちらもがんばります!
(わかな)
東山町の全集落に呼び掛け、希望した6つの集落が集まり、今回は実質第1回目の地域づくりの体験学習を行いました。
当センターでは、特に地域に喫緊の課題がなく、地域全体を巻き込んだ主体的な地域づくりに取り組みたい、と希望する集落では、地元学から始まり、実践メニューを選び、実践に取り組む一覧の流れで進めることが多いです。
というのも、地域力、地域の活性化とは、「地域の実践力(=地域が自分たちの課題を解決できる力)」であり、地域づくりとは、地域の実践力を高める取り組みであると考えています。そして、地域の実践力というのは、実践することでしか高まらない、というのが、うちの代表理事の持論です。それじゃあ、何から実践していくのか、この実践メニューを探すことが、地域づくりのスタートで、当センターは、そのお手伝いをしています。
各地域、各集落にあった実践メニューや実践メニューの探し方があります。地域づくりをお手伝いするに当たっては、そのあたりの方法を丁寧に役員さんや地域の様子を見て検討していくことが重要になりますが、より多くの人にかかわってもらい、実践に気持ちを結び付けていく方法の一つとして、「地元学」を採用することが多いです。
話が小難しくなっちゃったけれども、東山町では、この一覧の作業をまずは地域の代表の方に体験してもらおうという趣旨の取り組みをしています。
体験的学習として、考えたメニューは以下の通り。
6~7月 講義「地元学とは」
先進地視察「西和賀町小繋沢地区、若畑地区」
8月 第1回WS「地域の良いところ、悪いところ+お宝探しルートの決定」
9月 第2回WS「お宝探し(午前)+活用策検討(午後)」
10月 先進地視察「葛巻町冬部地区」
11月 第3回WS「ゆめかだり(メニューづくり、メニュー出し)」
12月 第4回WS「実践メニューづくり=計画づくり(しぼりこみ)」
1月 計画発表会
この日は、第1回のワークショップとして、地域について語り合い、次回予定しているお宝探しのルート決定まで行いました。
さすが、手を挙げた集落。どの集落も熱心に取り組み、たくさんの意見やお宝が出され、次回のルートもしっかりと仕上がりました。
横沢集落の成果模造紙。「あの鐘を鳴らすのは横沢」って、タイトル秀逸。由来のある鐘があるそうです。
今回は1年間、地域づくりの一連の作業に取り組みますが、本来は、集落単位で、より広い参加を募り進めることを前提としたプログラムです。次年度以降につながるように、取り組んでいますが、このような精力的な学習会を開催した東山支所はすごいなあと。ぜひ、ほかの市町村でも取り組んでもらえたらと思っています。
また、一連のワークショップには、いちのせき市民活動センターのスタッフにも参加してもらっています。次年度以降の地域づくりの強力なサポーターです。当センターとしては、このように他の中間支援NPOさんと共同で進められることにも本当に感謝していて、数年前からは想像もできないこの進め方、体制に、こういうこと、大事だなって日々思います。これからの未来つながるように、うちらもがんばります!
(わかな)
by iwasen_icsc_2005
| 2011-11-05 02:21
| 一関市東山町