支援する側も心のケア ~がんばり続けるために、がんばりすぎないこと~
2011年 04月 06日
4月3日に大船渡市三陸町崎浜集落に連れて行った学生を迎えに、盛岡~三陸町を今日も走ってきました。明日は、田野畑まで行く予定。
何も出来ずにじっとしているより、動き続けているほうがずっと・・・。と思っているのは私だけではないはず。
・・・そんな日々に、MLに届いたメール。情報が飛び交う毎日ですが、少しでも多くの人に見てもらえればと思うので、ここにも転載しておきます。(わかな)
* ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
(精神科医の香山リカのツイッターからの転載)
心のキャパシティを超える体験に遭遇すると「覚醒亢進」「躁的防衛」などで「何かしなきゃ」と居ても立ってもいられなくなったりすることもありますが、それは危険。
とくに被災地以外の人は、まず落ち着いて自分の日常の維持を。
被災地におらず、直接、救援活動に携わらない私たちができることは、せめて自分の心のケアは自分ですること。
この国の全員が「急性ストレス障害」に陥っているいま、まず自分を落ち着かせて。
いまはこの国の全員が「急性ストレス障害」という状態です。
これは地震に直接遭遇してなくても、映像や情報から起きます。
これが回復せずに長引けば、本格的な「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に移行します。
私たちができることは、自分をPTSDにしないこと。
直接の被災者じゃない人が、自分をPTSDにしないために。
まず、食べてからだを休めること。これに尽きます。
以前は「不安や恐怖など語って聞いてもらったほうがいい」と言われてましたが、いまはそれは精神医学的に否定されてます。被災地に思いを寄せることはとても大切ですが、救援者が「共感疲労」と呼ばれる疲弊状態に陥りやすいことが知られています。
これはテレビやネットを介しても起きる可能性があります。
「共感疲労」は、それに陥っている人が自覚を持てない、という特徴もあります。
「疲れたなんて言ってられない」「私にできることはもっとあるはず」と思ってしまうのです。気づいたときには燃えつき状態になり、回復に長い時間を要することも。いざ私たちの力が必要とされるときに起き上がれない、なんてことにならないよう、いまはいつもより自分を休ませて。
何も出来ずにじっとしているより、動き続けているほうがずっと・・・。と思っているのは私だけではないはず。
・・・そんな日々に、MLに届いたメール。情報が飛び交う毎日ですが、少しでも多くの人に見てもらえればと思うので、ここにも転載しておきます。(わかな)
* ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
(精神科医の香山リカのツイッターからの転載)
心のキャパシティを超える体験に遭遇すると「覚醒亢進」「躁的防衛」などで「何かしなきゃ」と居ても立ってもいられなくなったりすることもありますが、それは危険。
とくに被災地以外の人は、まず落ち着いて自分の日常の維持を。
被災地におらず、直接、救援活動に携わらない私たちができることは、せめて自分の心のケアは自分ですること。
この国の全員が「急性ストレス障害」に陥っているいま、まず自分を落ち着かせて。
いまはこの国の全員が「急性ストレス障害」という状態です。
これは地震に直接遭遇してなくても、映像や情報から起きます。
これが回復せずに長引けば、本格的な「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」に移行します。
私たちができることは、自分をPTSDにしないこと。
直接の被災者じゃない人が、自分をPTSDにしないために。
まず、食べてからだを休めること。これに尽きます。
以前は「不安や恐怖など語って聞いてもらったほうがいい」と言われてましたが、いまはそれは精神医学的に否定されてます。被災地に思いを寄せることはとても大切ですが、救援者が「共感疲労」と呼ばれる疲弊状態に陥りやすいことが知られています。
これはテレビやネットを介しても起きる可能性があります。
「共感疲労」は、それに陥っている人が自覚を持てない、という特徴もあります。
「疲れたなんて言ってられない」「私にできることはもっとあるはず」と思ってしまうのです。気づいたときには燃えつき状態になり、回復に長い時間を要することも。いざ私たちの力が必要とされるときに起き上がれない、なんてことにならないよう、いまはいつもより自分を休ませて。
by Iwasen_icsc_2005
| 2011-04-06 23:17
| 東日本災害復旧&復興